心身のウェルビーイングのために、多くの人がスタンディングデスクのような人間工学的に設計されたツールをワークスペースに取り入れています。 最近は多くの製品が出回っているため、自分に合ったスタンディングデスクを選ぶのは容易ではありません。
このガイドは、ウェルビーイングを向上させながら、快適に、そしてアクティブに仕事ができるスタンディングデスクを選ぶ方法をわかりやすくお伝えします。
ウィッシュリストを作成する
リサーチ時には、体に合わせた調整ができるよう、調節機能が付いた製品を探しましょう。 スタンディングデスクの場合、座り姿勢から立ち姿勢への動作範囲を考慮しましょう。 高さを調節することで、座り姿勢でも立ち姿勢でも無理のないニュートラルな姿勢を保てます。
快適さと生産性がアップするようなアクセサリをリストアップしてみましょう。 モニターアームやキーボードトレイは、自分にフィットしたワークスペースをつくるのに役立ちます。
定評のあるブランドを選ぶ
いざスタンディングデスクを購入するとなると、出回っている多くの製品から選ぶことになります。 カスタマーエクスペリエンスを重要視しているブランドを選ぶようにしましょう。
一流ブランド企業は、製品に関するトレーニングや保証、無料配送、柔軟な返品ポリシーを提供しています。 長年の実績があり、肯定的なカスタマーレビューが多いブランドを探しましょう。
SNSなどで調べるのも、定評のあるブランドを選ぶ手助けとなります。 カスタマーサービスの営業時間や、オンラインチャットやメールでの問い合わせができるかを確認しましょう。 自動のバーチャルアシスタントの代わりにライブカスタマーサポートがあるブランドは、設置時そしてそれ以降もパーソナルアシスタントを提供してくれる可能性が高い傾向があります。
スタンディングデスクを選ぶ際にはカスタマー個人の考えがあることを理解し、対応をしてくれるカスタマー重視のブランドを選びましょう。
デスクを選ぶ
では実際にあなた自身とワークスペースに合ったデスクを見つけてみましょう。 選ぶときには、品質とフィット感が重要です。 長く使用できるようデザインされた質の高いデスクをまず選ぶことをお勧めします。 スタンディングデスクでアクティブなワークスタイルにすることはライフスタイルの変化となるかもしれませんが、将来的に快適で生産性や幸福度、健康度が高い生活となりえます。
ステップ1:ワークスペースとスタイルに最適なデスクを選びましょう
- デスクトップコンバータは今あるデスクの上にのせるだけなので、新しくデスクを購入する必要はありません。荷重範囲には注意してください。 お使いのデスクの厚みや構造によって、前面からの取り付けか、後ろからの取り付けか、もしくは作業面に置くだけのタイプにするかを決めましょう。
- スタンドアローン型スタンディングデスクは、高さ調節可能な広い作業スペースがあります。 重量のある機器や2台以上のモニターを使用したり、広いスペースが必要な場合には、このタイプを選ぶとよいでしょう。
- スタンドアローン型モバイルデスクは、部屋を行き来したり、コラボレーションしたり、または静かな場所へ移動できるというフレキシビリティが特徴です。
ステップ2:製品を絞り込んだリストを作成しましょう
ワークスペースにおける優先度を考え、必要となる機能と調整機能がある製品をリストアップしましょう。 次に、ワークスタイルとニーズに最もフィットする製品を選びましょう。
ステップ3:アクセサリーでデスク回りをカスタマイズしましょう
外付けモニターやモニターアームなど、正しい姿勢を促すツールやアクセサリーを選びましょう。 ワイヤレスのキーボードやマウスを使えば、ケーブルがなくデスク上がすっきりします。 抗疲労作用があるフロアマットを使うと、立ち姿勢でのワークスタイルへ移行しやすくなります。
購入する
「カートに入れる」をクリックする前に、会社からの償還制度が利用できるか確認しましょう。 スタンディングデスクをはじめとしたウェルビーングに関する会社の方針について、担当マネージャーや人事部に問い合わせてみましょう。
リモートワークの急増に伴い、多くの会社が、社員が必要とする高さ調節可能なデスクやモニターアームの代金の一部もしくは全額を補填しています。
会社が社員のために製品を一括注文することで、企業割引が使えるかも確認しましょう。 わずか3製品を購入することで、家具系またはIT系販社を介した企業割引の対象となることもあります。
配送と設置
高品質のスタンディングデスクやデスクトップコンバーターは丈夫な素材を使用しており、多くの場合完全に組み立てられた状態で出荷されます。 設置作業は簡単に済むかもしれませんが、梱包がかさばり重くなります。
配送がスムーズにいくよう、小さめの家具が配送されるつもりで動線を考えましょう
- 製品が到着する前に、設置マニュアルを読んで必要になりそうなスペースを確保しましょう。 製品によっては、開梱作業や設置を二人で行うことを推奨するものもあります。
- 家族や友人、近所の人の手を借りたり、地域の便利屋や設置サービスを利用して、新しいデスクの移動や設置、調整を行いましょう。
設置作業が完了したら、デスクやモニターアーム類をそれぞれゆっくりと上下させ、動作を確認してください。 製品によっては、快適に動かせるまで微調整が必要となります。 万が一製品が想定されているように機能しない場合は、カスタマーケアのサポートを申し込みましょう。
新しいルーティンをスタートする
人間工学に基づいたアクティブなワークスタイルへをスタートするのは、ジム通いを始めるようなものです。 ゆっくりと体を慣れさせましょう。 スタートしたばかりの時は、一日中立ち姿勢をキープしようとは思わないようにしましょう。
立ち姿勢でいる時間を徐々に増やし、座り姿勢でいる時間がいつもの半分になるまで減らしていきます。
姿勢を変更するタイミングを知らせるために、視覚や音声によるリマインダーを使ってみましょう。 コンピュータから離れるときは、デスクを持ち上げた状態にしておきましょう。 Sit-Stand Switch™を実行するために、立ち姿勢で電話会議に参加する、あるいは30分ごとにタイマーを設置して姿勢を変えるようなルールをつくりましょう。